なぜCAMRなのか?

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今回は、CAMRをおススメする理由について書いてみます。
(※このブログでのCAMRについての記載は、一学習者として僕が今現在理解している内容です。もしかしたらCAMRの公式な見解に照らし、間違っている所があるかもしれませんので、その点はご容赦・ご理解お願いいたします。)
 
CAMRって何?
 
という方もおられると思いますので、まずはCAMRという言葉について説明します。
 
CAMRとは、〝Contextual Approach for Medical Rehabilitation”の頭文字をとった略称で「カムル」と読みます。日本語にすると〝医療的リハビリテーションのための状況的アプローチ”となります。
 
理学療法士の西尾幸敏氏によって、システム論をベースに構築されたリハビリテーションアプローチのことです。
 
CAMRの詳細については、CAMR基本テキストCAMR公式FacebookページCAMR公式ホームページ等をご参照ください。
 
それでは、僕がCAMRをおススメする理由をいくつか挙げてみます。
 
まず、一つ目はシステム論をベースにしている、という点です。
 
アメリカでは、1990年に開催されたⅡSTEP会議において、それ以降の理学療法教育はシステム論を中心に据えることが決められました。
 
しかるに、日本の理学療法教育では、システム論という言葉は2000年前後くらいから国内の成書でも散見するようになりましたが、教育現場の実態としては特に大きな変化はありませんでした。これは僕自身、理学療法士の養成校で教員をしていた経験に基づく偽らざる実感です。
 
ちなみにシステム論と対比されるパラダイムは、要素還元論と呼ばれるもので、要素還元論から、システム論への流れはリハビリの世界だけの話ではなく、広く一般社会においても同様にあてはまります。
 
要素還元論の考え方は古くからあるのですが、デカルトの心身二元論により強力な説得力を持ち、科学革命や産業革命に多大な影響を与えたと言われています。いわば現代にもつながる大成功の立役者、というわけです。
 
そんな大成功した要素還元論ですが、世の中には要素還元論では上手く説明できない現象もたくさんあります。そこで台頭してきたのがシステム論、というわけです。
 
例えばノーベル化学賞を受賞したイリヤ・プリゴジンによる散逸構造理論や、マトゥラーナとヴァレラによるオートポイエーシス理論、割と一般的にも流行したカオス理論、複雑系なども、システム論をベースにしています。
 
この辺りは踏み込むと長くなってしまいますが、、、要するにシステム論の方が新しいわけです。
 
通常新しいものというのは、古いものの悪いところを改善していたり、古いものにはない機能を持っているなど、何かしら良い点があるものです。ガラケーとスマホを比べてみるようなイメージですね。
 
もちろん、ガラケーにも依然として使い道があるように、古い理論がダメなわけではありません。ましてや要素還元論は大成功の立役者です。今でもその有用性に疑いの余地はありません。
 
しかしながら、新しい良い理論があるのならば、それも受け入れてみた方が得ではないだろうか?ということです。
 
要素還元論に基づくアプローチしか知らない場合と、それに加えてシステム論に基づくアプローチも知っている場合を比べて考えてみましょう。
 
どちらの方が、より広い視野から問題を捉えることができるでしょうか?
 
最善と思われる具体的なアプローチ方法を決定するにあたり、どちらの方が、より多くの選択肢を想定して吟味できるでしょうか?
 
単純に考えても、要素還元論だけの場合よりも、要素還元論+システム論の場合の方が有利のような気がするのです。
 
これがCAMRをおススメする一つ目の理由です。
 
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第3回 CAMRベーシック認定講習会のご案内

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CAMRのフェイスブックページに講習会の案内が出ていましたので紹介させていただきます。
 
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第3回 CAMR認定講習会 ベーシック・コース
 
CAMR(カムル: Contextual Approach for Medical Rehabilitation)はシステム論を基にした日本生まれのリハビリテーション・アプローチです。学校で習う「問題の原因を探してそれにアプローチする」(原因解決アプローチ)に対して「問題発生の状況を理解して、その状況を変化させるアプローチ」(状況変化アプローチ)です。
 
学校で習う「原因解決アプローチ」は非常に有効な問題解決手段ですが、原因が不明だったり、解決困難だったりするとすぐに行き詰まってしまいます。一方「状況変化アプローチ」は問題解決に、原因を必要としません。そしてそれは皆さんの回りにいるベテランでやり手のセラピストが無意識に行っている方法にとても近いのです。
 
そんな「状況変化アプローチ」の治療方略を身につけることができれば、これまでとは段違いに問題解決能力が高まり、患者さんのパフォーマンスを改善したり、問題を解決したりすることができるようになります。その結果、仕事が面白くなりますよ!(^^)
 
日 時 2018年6月2日(土曜日)13時00分-17時00分まで(受付13時00分から)
       ~6月3日(日曜日)8時30分~15時00分(受付8時00分から)まで
場 所 こころ医療福祉専門学校
    長崎県長崎市上銭座町11-8
    「JR浦上駅 徒歩10分」駐車場は少ないとのことでできるだけ
    乗り合わせでお願いします。
対 象 理学療法士・作業療法士
募集数 30名
内 容 システム論を基にしたCAMRの基本的な考え方を中心とした講義5時間と
    それを基にした技術(足場作り、探索、問題発生図)の実習4時間の
    計9時間です。
受講費 7,000円
その他 土曜夜には懇親会を予定しています。希望者のみ。料金別
申込み oyazin@outlook.jp まで。題名に「CAMR申込み」、本文に「氏名、
    職種、経験年数、職場、職場住所」を記入してください。
講 師 西尾幸敏
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第2回 CAMRベーシック認定講習会の案内

目安時間:約 3分

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CAMRのフェイスブックページに講習会の案内が出ていましたので紹介させていただきます。
 
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第2回 CAMRベーシック認定講習会の案内
 
☆第2回目のベーシック・コースは日曜日の朝8時半から17時半までの8時間のコースです。
☆講義4時間、実習4時間の構成になります。
☆第1回目より実習時間が倍に増えているのが特徴です。
☆第1回ベーシック認定を受けている人は無料で参加可能です。
☆第1回の入門コース(4時間)だけを受けている方は2000円(教材費)が必要です。
 
日時: 2018年5月20日(日)8時30~17時30分(受付8時から)
場所: 葵の園・広島空港 デイケア棟
参加: PT、OT
募集: 20名
教材費: 5000円
申込み: oyazin@outlook.jpへ、氏名、職場、職種、経験年数を書いてお申し込みください。
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